失敗しないチャイルドシートの選び方|違いや人気のブランド
赤ちゃんと車に乗るときはチャイルドシートの着用が義務付けられています。
様々な種類のチャイルドシートがあるので、どれを選べば良いか悩むママやパパも多いでしょう。
チャイルドシートの種類や選び方、人気のチャイルドシートをご紹介しますので、参考にしてみてください。
チャイルドシートの必要性
万が一、車での事故が起きたとき、子どもの命を守るためにチャイルドシートの着用は欠かせません。
6歳未満の子供を車に乗せて移動するときは、チャイルドシートの着用が義務付けられています。
退院するときや、帰省するときなど、チャイルドシートは産後すぐ必要になるので、出産前に購入しておくのが良いでしょう。
チャイルドシートの種類
チャイルドシートには、「新生児から使えるベビーシートやチャイルドシート」「1歳から使えるチャイルド&ジュニアシート」「3歳から使えるジュニアシート」があります。
ベビーシート(0歳〜1歳)
新生児から1歳頃まで使えるタイプのチャイルドシートです。寝てしまった赤ちゃんをシートに乗せたまま移動することができ、ベビーキャリーとしても使えます。自宅でベビーラックとして使えたり、ベビーカーに着脱できるタイプもあるので、様々な用途で使うことができます。
チャイルドシート(0歳〜4歳・7歳)
新生児から4歳頃まで使えるチャイルドシートで、ラインナップも豊富にあります。多くのママやパパが最初に購入するのが、このタイプのチャイルドシートでしょう。乗せ下しに便利な回転式シートや、取り付けが簡単なISOFIXタイプなど、機能面も充実しています。
また、新生児から7歳頃まで使えるロングユースタイプを購入すれば、途中で買い替える必要もなく1台で長く使えます。
チャイルド&ジュニアシート(1歳〜11歳)
1歳から11歳頃まで使えるタイプのチャイルドシートです。
1歳頃までしか使えないベビーシートの買い替えにおすすめです。
ジュニアシート(3歳〜11歳)
3歳から11歳頃まで使えるジュニアシートは、4歳頃まで使えるチャイルドシートの買い替えに必要です。
チャイルドシートの選ぶときのポイント
年齢や成長に合ったものを選ぶ
チャイルドシートの種類によって使える月齢や年齢が違いますので、チャイルドシートの対応年齢をしっかり確認しておきましょう。
必要な機能がついているか
赤ちゃんの乗せ下しが楽な回転式であるか、リクライニング機能やサンシェードがついているかなど、ママやパパが欲しい機能がついているチャイルドシートを選びましょう。
取付方法を確認する
チャイルドシートの取付方法には“シートベルト固定タイプ”と“ISOFIX(アイソフィックス)タイプ”があります。
ISOFIXタイプとは、チャイルドシートの金具を車側の固定金具にカチッと差し込むだけで簡単に取り付けができるようになっています。簡単にしっかり取り付けられるので、近年ではISOFIXタイプの取り付け方法が主流になってきています。
しかし、すべての車種がISOFIXに対応しているわけではないので、ご自身の車が対応しているか事前に確認しておきましょう。
ハーネス式かインパクトシールド式か
チャイルドシートに乗っている子どもの固定方法には“ハーネス式”と“インパクトシールド式”があります。
チャイルドシート本体に安全ベルトがついているタイプのハーネス式は、子どもの身体をしっかり固定できるので、より安全性が高いといえます。
インパクトシールド式は、子どものお腹から胸の部分に衝撃吸収材をあてて固定するタイプなので、締め付け感がなく肩ベルトが苦手な子どもにおすすめです。
しかし、インパクトシールド式は新生児から使えるチャイルドシートには採用されていないため、インパクトシールド式を購入する場合は1歳から使えるタイプのチャイルドシートになります。
ライフスタイルや家族構成を考える
使用頻度が高いと、汚れが劣化が気になる方も多いでしょうから、日常的に車に乗る場合は[チャイルドシート]→[ジュニアシート]と年齢に合わせて途中で買い替えるのがおすすめです。
また、弟や妹など家族が増えることをお考えの方は、おさがりとして使うことも視野に入れて選ぶことができます。
人気のチャイルドシート・ジュニアシート
まとめ
チャイルドシートが義務化されたのは2000年4月。義務化されて約20年ほど経ち、多くのママやパパがチャイルドシートの重要性を理解していると思います。
子どもがチャイルドシートを嫌がり泣き叫ぶこともあるでしょうが、子どもの安全を第一に考え、チャイルドシートは必ず着用するようにしましょう。