幼稚園選びのポイント|保育料無償化で変わった事
子どもをどこの幼稚園に通わせるか、選ぶことができるからこそ悩みますよね。
何を基準に選べば良いのか、園の雰囲気を知りたい、保育園や認定こども園の違い、保育料の無償化で何がどのように変わったのか?
具体的な内容を知ることで、疑問や不安を解決しましょう。
幼稚園の種類
幼稚園には、各市区町村が運営している公立幼稚園と、民間が運営している私立幼稚園があります。
私立幼稚園には、大学付属の幼稚園や、英語教育のインターナショナルスクールなどもあります。
幼稚園・保育園・認定こども園の違い
色々と違いはありますが、教育内容については2018年に幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領共に改訂がされ、保育園も幼稚園も認定こども園も、同じ内容の教育をすることが改めて記載されました。
幼稚園の保育料の無償化で月額かかる料金はいくらに?
保育料は無償化となった今、実際の出費はいくらになったのでしょう?
公立幼稚園と、一般的な私立幼稚園の平均費用を確認してみましょう。
入園料や制服代には数万円の差がありますが、毎月の費用としては公立幼稚園で1万円以下、私立幼稚園では1万5千円以下とその差は5千円程度と思われます。(※預かり保育料を除く・私立幼稚園の保育料が2,57万円以下の場合)
保育料の無償化により、公立幼稚園と一般的な私立幼稚園の費用の差は以前ほどはないようです。しかし、大学付属の私立・国立のいわゆる名門幼稚園や、インターナショナルスクールでは、保育料無償化の恩恵を受けられたとしても年間100万円以上の学費がかかると言われておりますので、公立幼稚園や一般的な私立幼稚園との費用の差は比べ物にならないですね(^^;
幼稚園選びの重要なポイント
<物理的なポイント>
・幼稚園までの距離
・幼稚園バスがあるか
・給食かお弁当か
・預かり保育の時間と費用
・保育年数は何年か
・保育料
<心理的なポイント>
・教育方針(のびのび系かお勉強系か)
・幼稚園の雰囲気(先生や子どもたちが楽しそうか)
・行事やイベントでの親の役割はどの程度か
・近所のこどもたちが通っている割合(同じ小学校に通う園児がいるか)
・幼稚園の掃除が行き届いているか
・園庭の広さや安全対策
まずは物理的なポイントから、候補の幼稚園に入園するにあたり、不都合な条件がないか確認する必要があります。遠すぎたり、幼稚園バスが無かったりすれば通園が大変ですし、お仕事をされる方は預かり保育の内容を確認しておく必要があります。
物理的なポイントをクリアしたら、次は心理的なポイントを見てみましょう。
子どもに合った教育方針や、保護者会や役員、イベント等の負担の程度、ご自身やお子様の性格や生活スタイルに合った幼稚園に通えると良いですね。
幼稚園の情報を得るためには、見学会やプレ保育に参加したり、既に幼稚園に通っている先輩ママさんたちに話を聞くのがおすすめです。また、日にちを決めて園庭を解放している園もありますので、園庭開放日に足を運んでみるものいいでしょう。
幼稚園に入園するまでの流れ
私の娘が通っている園ではこのような流れになっていますが、5・6月頃から見学会を行っている園もあります。園によってスケジュールが違いますので、詳細は直接園へご確認下さい。 プレ保育とは、未就園児の親子を対象に、決められた日にちに幼稚園へ通い短時間保育を行う取り組みです。登園頻度は週に数回であったり、数か月に一回であったりと園によってさまざまです。費用がかからない園もあれば、月に数千円ほどかかる園もありますので確認が必要です。プレ保育の詳細については、園のホームページを確認したり、直接園に問い合わせてみましょう。プレ保育に参加することで、幼稚園の雰囲気や、幼稚園での活動内容を知ることができますし、子どもが園に慣れることにも繋がります。費用がかからないのであれば、是非参加してみるといいでしょう。 今回は、幼稚園選びのポイントと、保育園と認定こども園の違いについてご紹介いたしました。
・9月頃〜 入園説明会、願書配布
・10月頃〜 願書提出、面接・合否連絡、入園手続き、制服採寸
・1月頃〜 1日体験入園
・2月頃〜 制服や教材の購入
・3月頃〜 入園説明会
幼稚園のプレ保育って何?
まとめ
保育園と違い、比較的選択肢のある幼稚園であるからこそ、選ぶときに色々と比較してしまいますよね。幼稚園選びで迷ったら、まずは幼稚園に足を運んでみることが大切です。ご自身の目で見て、話を聞いて、子どもと自分に合っているかを考えてみましょう。
もし、入園後に何らかの事情で転園をすることになったとしても、ママやパパが責任を感じる必要はありません。子どもに合っていると思い選んだ園であっても、実際に通ってみなければわからない事もあるからです。
私も数年前、幼稚園選びで悩みました。たくさん考えて選んだ園なので、子どもが毎日楽しかったと帰ってきてくれるとホッとするしとても嬉しいです。