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手作りハンドクリームレシピ|蜜蝋とシアバターで作る肌に優しい無添加ハンドクリーム

 

乾燥する季節に欠かせないハンドクリーム。好みの香りやテクスチャーで、自分だけの特別なハンドクリームを手作りしてみませんか?天然成分100%で安心で安全、簡単な手作りハンドクリーム作り方をご紹介したいと思います。


手作りハンドクリームの材料

4つの材料でハンドクリームは作れます。それぞれどのようなものか一つずつ簡単にご説明します↓↓

シアバター

アフリカに生息するシアの木の実から採れる植物性油脂のこと。保湿力がとても高く、肌になじみやすくうるおいを補い乾燥から保護してくれます。人の体温と同じ36°程度でクリーム状になるので使いやすく、ロクシタンのコスメにも使われていることで有名です。

蜜蝋(ミツロウ)

蜜蝋(ミツロウ)とは、ミツバチ(働き蜂)の腹部にある分泌腺から分泌するロウのことで、ミツバチが巣を作る材料として使われるものです。保湿効果や抗炎症作用があり、肌に薄い膜を張り乾燥や刺激から守ってくれる効果があります。販売されいるミツロウは、蜂蜜を取った後のミツバチの巣から、不純物を取り除いて作られています。
蜜蝋には黄色のものと白色のものの2種類あり、黄色い蜜蝋は不純物のみを取り除いたもので、蜜蝋に含まれている天然の成分が残っており、甘い蜂蜜の香りがほんのりします。白い蜜蝋は不純物を取り除いて、さらに漂白(薬品を使わずに)してあるので、色や香りも抜かれてあります。白い蜜蝋は天然成分が少ないので、お肌がデリケートな方や、自分好みの香りを楽しみたい方におすすめです。

植物オイル

植物から摂れるオイルにはたくさんの種類がありますが、入手しやすく使いやすいホホバオイル、スイートアーモンドオイル、オリーブオイルなどがよく利用されています。特にホホバオイルは、べたつかず肌なじみが良く、酸化しにくいため、手作りハンドクリームの材料として適しているでしょう。また、スイートアーモンドオイルは、ベビーオイルとしても使われるほど肌に優しいので、敏感肌の方にはおすすめです。オイルによって効能や使用感が違うので、ご自身の肌質や好みのテクスチャーに合ったオイルを選ぶと良いでしょう。

エッセンシャルオイル

エッセンシャルオイル(精油)は、自然の植物から香り成分を抽出した100%天然の液体のことです。大量の植物からほんの少ししか採れない貴重なエッセンスで、濃度が高く、肌につける際は薄めて使う必要があります。代表的なものだと、リラックス効果のあるラベンダーや、柑橘系の香りで気分をリフレッシュさせてくれるベルガモットなどがあります。エッセンシャルオイルは種類が豊富にあるので、自分の好きな香りのハンドクリームを作ることができます。

 

手作りハンドクリームに必要な道具

・ビーカー(今回は30gのクリームを作るのに100mlのビーカーを使用)
・鍋(湯煎用)
・クリームを入れる容器(アルミやガラスなど耐熱性のもの)
・棒(かき混ぜる用・割り箸でも良い)

※10ml単位の軽量カップがない場合は、軽量スプーンで測れます。(小さじ1が5ml)
※クリームを入れるアルミケースは100円ショップでも購入できます。

 

手作りハンドクリームのレシピ

<手作りハンドクリームの材料(30gの分量)>
・シアバター 15g
・蜜蝋    2グラム
・植物オイル 10ml
・エッセンシャルオイル 3滴

シアバターとミツロウの割合は季節や好みで変えて下さい。ミツロウが多いと固めのクリームになります。今回はミツロウを少なめにしました。手に取ると体温でとろける“バーム”の質感です。

シアバターを入れるとミツロウだけより、柔らかで肌馴染みが良いクリームになります。ミツロウなしでもハンドクリームはできますが、ミツロウには他の油脂や成分を均質化させる乳化剤の役割があるので、ミツロウを入れることで安定したクリームを作ることができます。
手作りハンドクリームの使用期限はオイルの種類によって変わります。酸化しにくオイルであれば保存期間は1〜2ヵ月ほど。保存期間以内に使える量を作るようにしてください。

 

手作りハンドクリームの作り方

  1. お鍋にお湯を沸かす
  2. ビーカーにミツロウ、シアバター、オイルを計り入れる
  3. 2を1で湯煎する(シアバターの融点は36度くらい/ミツロウの融点は65度くらい)
  4. シアバターもミツロウも解けたら、ビーカーを取り出し、エッセンシャルオイルを入れて棒でかき混ぜる
  5. クリームの容器に移し冷えて固まったら出来上がり

ミツロウが溶けにくい場合は、鍋の火を消さずに(弱火)湯煎を行うとミツロウがしっかり溶けます。
ビーカーを取り出す際は熱いので注意してください。

できあがったハンドクリームは“バーム”タイプで、手に取ると体温でとろけて伸びが良いです。塗った直後は少しべたつきを感じますが、すぐに肌に浸透してなじみます。べたつきが気になる方は、少量ずつ塗ると良いでしょう。

まとめ

意外と簡単に作れるハンドクリーム。直接肌につけるものだから安全安心なものを使いたいですよね。自分で作れば入っているものも分かり、香りやテクスチャーも自分の好みにカスタマイズできます。無添加で、コスパも良いので是非一度作ってみて下さい。


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